悪性リンパ腫闘病記

平成21年8月に、悪性リンパ腫(血液ガン)の診断を受けたノコ(50代)の闘病日記です。 病名:MALTリンパ腫及びマクログロブリン血症(ステージⅣa) 現状:平成21年(2009年)11月よりR-CHOP療法8クール後、22年7月寛解。26年9月再発。27年2月寛解。

昨年8月に受診した胃がん検診(X線検査)で「慢性胃炎」と診断がついたのが気になっていた。
慢性胃炎には、胃潰瘍や胃がんの疑いもあるので、精密検査(胃カメラ検査)をしたほうがよさそうだ。
※診断では「慢性胃炎はピロリ菌の影響かも?」と記載されているが、精密検査までは求められていない。

で、改めて確認したところ、胃カメラ検査は2016年12月が最後となっていた。
自覚症状は特になかったが、胃がんなどの早期発見のため、近所のクリニックに問い合わせてみることに。

【過去の胃がん検診結果】
~2013 異常なし
2014 要精密検査(その後、胃カメラ検査でリンパ腫の再発治療開始。リツキサン単剤4クール)
2015 異常なし
2016~2020 慢性胃炎
2021~2022 異常なし
2023 慢性胃炎


1/12 14:00 クリニック受診

・家族の病歴を説明
・リンパ腫の治療歴、アレルギー、服用薬を説明
・口から入れるカメラのほうが鼻から入れるカメラより大きいので、病気などを発見しやすいとのこと
・検査は5分程度、必要に応じてピロリ菌検査も行うとのこと
・鼻から入らないときは口から入れるとのこと
・検査予約、前日21時から絶食、薬も水も飲まないこと


1/19 10:00 クリニック受診

7年ぶりの胃カメラ検査。
しかも鼻から入れるタイプのカメラは初めてなので結構緊張した。

胃内を見やすくする薬、カメラが鼻を通りやすくする薬を立て続けに飲み、続いて、どちらの鼻の穴がカメラを通しやすいか自分で確認するよう言われ、左穴と答える。
次に鼻と喉の麻酔を噴射剤で左穴から入れられる。次にお試しの管を通してみて鼻から入れられることを確認。(通らなかったら口から入れることとなる。)

医師がきて検査開始。
カメラが胃に届くまでは動いたりしゃべったりしないよう指示がある。
5分程度の検査だったが、口から入れられるよりもはるかに苦しみが少ないことに安堵。
涙も出ないし、余裕で口から呼吸ができた。
希望があれば全身麻酔もできるらしいが、それには及ばないと思えるほど負担に感じなかった。

その後、血液検査、診察を経て終了。
鼻と喉の麻酔が完全に切れる(違和感が消える)まで2時間くらいかかったが、それ以前でも飲食や運転には支障がなかった。

検査後の診察では、撮影した写真を見せられ、胃がん検診(X線検査)で指摘があったとおり、胃炎が見られたが、潰瘍やポリープなど見られず、生検は行わなかったとのこと。
念のため、血液検査でピロリ菌の有無を調べるので、1週間後以降に結果を聞きに来るよう指示があった。
ピロリ菌の検査は7年前に呼気検査を行って陰性と診断されているので、今回陽性と出る可能性はとても低いが、ないわけではないので一応検査したとのこと。
(8月の胃がん検診でも慢性胃炎はピロリ菌が原因かも、と診断されていることもあったため。)


1/29 14:00 クリニック受診

 ピロリ菌は検出されなかった。(陰性)


【参考:定期健康診断の結果(過去4年分の推移)】

特筆すべきは次のとおり。
基準値外もあるが年々改善がみられる。
心身ともにゆとりができ、食事や運動に時間をさけるようになったことも大きいのではないかと思っている。

・中性脂肪(基準値:149以下) 153→193→147→143
  ※ここ1年は毎日1~2時間運動をしているので更なる改善に期待!
・LDLコレステロール(基準値149以下) 176→166→177→116
  ※8か月服用し続けた市販サプリの効果絶大!
・γ-GTP(基準値:50以下) 97→101→90→71
  ※週5ペースの晩酌が、ここ1年は週1ペースに。




3か月ごとの定期健診は今回も異常なし。
検査値もかわりばえなし。

年1回受診する胃検診(バリウムX線検査)の結果を主治医に尋ねられる。
X線だけだとなかなか異常を見つけにくく、軽い再発なら胃カメラで気づくとのことだが、胃カメラ検査までは勧められなかったのでまだ大丈夫ということだろう。
とはいえ、毎度毎度胃検診で「慢性胃炎」と診断がつくのが気になっている。
サイアク、胃潰瘍や胃がんの可能性だってあるわけだし、精密検査(胃カメラ)を受けたほうがよさそうな気がする。
振り返ってみると、胃カメラ検査は2016年12月が最後となっている。なんと丸7年も受診していないのだ!
自覚症状は特にないけれど、胃がんなどの早期発見のため、近所のクリニックを受診してみることにしよう。

あとは、血小板が400に近いこと、ガンマGTPが相変わらず高いことも少々気になる。
(お酒はほとんど飲まなくなったので、食事の問題かもしれない。)

本当に気になることだらけだ。
仕事のストレスがなくなったぶん、いろいろと健康や病気について考えてしまう。
でも、呑気な自分の場合、それくらいがちょうどよいと思う。

3か月ごとの定期健診は今回も異常なし。

検査値もかわりばえなし。

 

6月からジム通いを始めた。

ほぼ毎日2時間程度トレーニングをしている。

筋肉量を落とさずに減量に挑戦。

3か月経過した今、順調に成果を上げている。

10年前まで維持していた標準体重まであと少しだ。

3か月ごとの定期健診は今回も異常なし。

検査値もかわりばえなし。

 

いつもどおり胃検診は年に1回くらい受けるように指導される。

バリウム飲んでグルグル回る検査・・・何回やっても慣れないものだが、胃カメラよりかはマシだ。

 

4回検査に行くことで、ゆるんだ心を引き締める。

当たり前の暮らしができている今に感謝する。

検査結果を見て考える。

リンパ腫との関連は不明だが、ALPとγGTPの数値が相変わらず高い。

単純に肝機能に問題ありってことで良いのだろうか?

とりあえず、酒と糖質を控えて、運動して体重を減らす努力をしよう。

 

4月から環境が一変して、かなりゆったりと過ごしている。

少なくとも今年いっぱいは大いにラクができるので精神衛生上とても良い。楽しもう。

3か月ごとの定期健診は今回も異常なし。

検査値もかわりばえなし。

 

職場で実施した胃検診の結果は「異常なし」だったことを主治医に説明。

血液検査が異常値を示す前に胃検診で異常が見つかることがあるとのことで、毎年訊かれている。

 

7月に実施した定期検診では、

LDLコレステロールの高値は、心筋梗塞・脳卒中・認知症の危険因子なので内科を受診してください」

と指導されたことを話すと、リンパ腫には影響ないので近所のクリニックを受診してくださいとのことだった。

 

LDLコレステロール値(基準値60~120)は、平成24年に123だったのが、平成25年に一気に152に上がり、それから10年経った今は170~180台にまで達している。

仕様がないので、3か月ほど前からサプリ(FANCLコレステサポート)を飲んでいるが果たして……

 

なお、前回書いた不眠は一時的なものだったらしく、解消された。精神的なものだったのかもしれない。

 

 

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